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(*^_^*)関節リウマチと症状の話


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(^0_0^)題名:関節リウマチと症状の話

(1)初発症状および関節症状

関節リウマチ(RA)は原因不明の全身性炎症疾患であり、慢性に経過する破壊性の非化膿性関節炎を呈する。50歳前後をピークとして、20~70歳の女性に好発する。発症の多くは潜行性で、手指の小関節や肩・膝などの大関節あるいは四肢の漠然とした痛みやこわばりを自覚し、徐々に関節の炎症症状が出現する。同時に、易疲労感、全身倦怠感、食欲不振、体重減少、微熱などの不定の全身症状を伴うことが多い。

RAの主症状は慢性多発性かつ対称性の関節炎であり、滑膜を有する可動関節が主に障害される。関節炎の慢性化とともに、滑膜は単なる滲出性病変から増殖性(パンヌス)・肉芽腫病変へと進展し、軟骨・骨の破壊、周辺組織への炎症の波及により靭帯や腱の弛緩が起こり、関節の運動制限、ひいては種々の変形をきたす。パンヌスは炎症性細胞や新生血管を含む増殖した滑膜である。

関節包や滑膜包の破壊は膝関節と肘関節に多い。滑膜破壊によって筋肉変性や皮膚廔、神経障害などが続発する。絞扼性神経障害の代表は屈筋腱腱鞘滑膜炎による手根幹症候群である。さらに、腱断裂は手関節部で指伸筋腱によく生じる。

 

(2)関節外症状

①全身症状

関節炎の強い活動性の高い時期には、微熱(37度台)、食思不振、易疲労感、体重減少がみられる。38度以上の高熱時には感染症の合併、他の膠原病(全身性エリトマトーデス)の重複などが疑われる。

 

②貧血

最も頻繁にみられる関節外症状で、多くは中等度の正球性正色素性貧血である。女性では小球性低色素性貧血の傾向が見られ、ヘモグロビン値10g/dl以下になることも稀ではない。著しい貧血が起こると体動時の動機や息切れを自覚するようになる。また貧血の程度はRA活動性の度合いと比例しており、RA活動性の低下とともに軽快する。

 

③皮下結節と皮膚症状

リウマトイド皮下結節はRA患者の約1/4にみられる特徴的な所見である。関節炎の激しい症例や重篤な関節外症状を有する症例に認められることから、疾病の予後予測上大切な症状である。皮下結節の好発部位は外力を受けやすい尺骨背側中枢部、後頭部、仙骨部、脛骨前面などであり、移動性がなく無痛性で固い。

晩期のRA患者の皮膚は光沢のある紙のような薄さとなる。特に副腎皮質ステロイド剤の服用例に顕著である。ADL上、軽度な打撲などによって皮下出血や皮膚破損を起こしやすいので注意が必要である。

 

④肺病変

主なものとして間質性肺炎が合併し、その多くは慢性に経過して、いわゆる肺線維症を呈する。初期には無症状であるが、進行とともに乾性咳嗽や労作時呼吸困難が出現する。中年以降の男性患者に出現頻度が高い。

 

⑤心病変

全RA患者の40%になんらかの心病変がみられるが、臨床所見を生ずることは少ない。なかでも心外膜炎が最も高率にみられ、半数以下に心嚢液貯留や心膜肥厚が証明される。リウマトイド結節が僧帽弁や大動脈弁に生じると弁閉鎖不全からうっ血性心不全をおこすこともある。

 

⑥神経病変

環軸関節の亜脱臼が生じるとしばしば項部痛や脊髄症状が出現する。抹消知覚神経障害は比較的頻度が高く、障害部位の神経線維の脱髄、軸索変性と栄養血管の増殖性内膜炎が見られる。症状は足のしびれで代表される四肢末端の知覚障害が主体で、通常左右対称性の軽度の痛覚鈍麻と振動覚消失が出現する。予後は一般に良好である。

 

⑦骨粗鬆症

初期には局所的な傍関節性骨粗鬆症を生じ、加齢、閉経、運動量低下、副腎皮質ステロイド薬などの影響で全身性の骨粗鬆症が進行すると、脆弱性骨折が生じることもある。

骨は主としてコラーゲンからなる基質と、カルシウムやリンからなる骨塩からなっている。この基質と骨塩との比が一定で、骨基質と骨塩がともに同世代、同性の生理的、加齢的骨減少よりさらに減少し、腰背痛や円背など臨床症状をともなったものに対して骨粗鬆症という。

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(^_-)参考文献

医療学習レポート.関節リウマチと症状


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