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d(⌒ー⌒)!体位と解析の話


(^◇^)題名:体位と解析の話

1、体位の解析

(1)仰臥位

人は一般的に、支持面に対し対称姿勢をとる。仰臥位で。重力、姿勢活動の減少は、中心キーポイントに対し肩甲帯を後方に下げる。支持基盤を受ける能力は、緊張度、生物学的な軟部組織の構造により変化する。上肢は、個人差のある姿勢緊張レベルにより決定されるが、やや外転位をとる傾向がある。一般に、緊張が低ければ低いほど、外旋・外転角度は大きくなる。骨盤は、股関節伸展により後方傾向となる。この骨盤の角度は、腰部脊椎・殿筋を含め、個々の解剖学的構造により決定される。足部は普通、やや外転・外旋位をとる。

肩甲帯・骨盤は、伸展優位となり、中心キーポイントより後方となる。この姿勢からの動作は、屈筋活動を必要とする。

 

(2)腹臥位

一般に支持面に対し対称な姿勢をとるが、頭は横に向ける。腹臥位のとき、肩甲帯は中心キーポイントに関して前方に移動する。上肢は、屈曲、内旋、内転の状態にあり、内転角度は屈曲の程度により決定される。骨盤は前傾傾向、股関節屈曲傾向となる。下肢は伸展・内転・内旋、そして足は底屈する。屈曲優位姿勢を示す中心キーポイントに関して骨盤・肩甲帯は前方となる。この体位からの動作は頭が向いている方向により決定され伸筋活動を必要とする。腹臥位は屈筋優位・股関節屈曲傾向をとり、股関節の屈曲の予防と補正は必ずしも行われない。起き上がりには、伸展が影響するが、この問題の解決には、より効果的だろう。

 

(3)側臥位

これは非対称の姿勢である。体重を支えている側は非荷重側より、肩関節の屈曲、肘の伸展を示す。この体位は、個々の解剖学的構造により影響される。骨盤が大きいほど、非荷重側の屈曲は大きくなる。

体重を支えている側は、支持面への親和性・安定性を供給し、非荷重側の自由度を確保する。非活動状態や不適切な活動による支持側の上肢機能障害は、非支持側の機能運動の混乱・妨げとなる。これは神経障害患者の体位として広く使われ、進められている。この姿勢の非対称性は、屈筋・伸筋優位の痙縮を可能にし、そして筋トーヌスを正常化するため役立つ。それは、体重を支える側の姿勢制御・感覚再統合として、非荷重側の機能的動作を促通する。(Bobath 1990、Davies 1994)

 

(4)坐位

①支持なし坐位

支持のない着席姿勢における抗重力制御は、骨盤と腰部脊椎伸筋で行われる。抗重力に対し支持が不十分な場合、伸筋活動は直接姿勢を力学的に維持するのに必須である。坐位から立位への動作分析には、足部の支持面の問題が検討される。

背椎の傾斜角度は下肢の姿勢に影響を与える。はじめの本位は、次に関連する足の動作に影響を与える。股・膝が90°以下の角度で高い椅子に座ると、前方骨盤傾斜の増加は、内旋・内転となる傾向がある。支持のない坐位は屈曲優位の姿勢であるが、骨盤と腰部背柱は伸筋活動が高まる。

 

②支持あり坐位

上肢は中心キーポイントの前方に位置し、骨盤は後傾し、体は椅子の形に順応する。腕・足はさまざまな状態をとる。ラウンジチェアーにおける支持坐位は、屈筋優位の姿勢である。背もたれ・肘掛により伸展支持基盤が与えられているので抗重力活動を必要としない。反対にダイニングチェアーの坐位では、活動量は前後屈の角度、椅子の端か、背もたれとの位置関係など骨盤体位による。

 

(5)立位

立位は相対的に支持基盤が小さい姿勢を維持するために、広大な抗重力筋を必要とする。筋肉のリラクセーションは、腰部、胸部、頚部の弯曲、骨盤前傾を協調する傾向がある。正常な対称は、筋緊張のレベルに応じた直立の脊柱弯曲を示す。これは骨盤レベルで始まる。骨盤前傾は大殿筋・ハムストリングスの活動で拮抗・中和され、上前腸骨棘と上後腸骨棘の棘突間ラインの水平アライメントを補正する。異常な大殿筋郡の筋収縮は腰部弯曲を平坦にする。旁背柱筋は、効果的に上部腰椎を牽引し、背柱を伸展する。

骨盤位置は肩甲帯・上肢の活動レベルを決定する。骨盤前傾は、股関節屈曲と体幹、肩甲帯・上肢における伸筋活動増加で調節される。骨盤の中間位・軽度後屈位は、腸骨大腿靭帯が股関節・骨盤の伸展活動を補完する前方安定を供給するように、構造的に効果的な姿勢をとる。

平衡反応は、神経筋の興奮、抑制による統合反応を介して、高位レベルの相反神経支配を要求する。段階的には重力に対応するため活動量を選択し、支持面を適応させる。拮抗筋、補助筋の相互作用により、姿勢の維持と選択的運動を遂行する。さまざまな立場で平衡を維持する能力は、セルフケア、仕事、レクリエーションのため必要な全ての熟達動作の基礎となる。

 

②立直り反応

立直り反応は、支持基盤の外側に体の重心が外れると活性化される姿勢反応である。立ち直りである。

立直り反応は、頭、体幹、四肢の互いの関係、周囲環境にも影響される。これらの反応は生後発達し、体軸が作業・姿勢に合わせて適切に維持される。

立直り反応は、寝転がり、臥位から坐位への体位変換、立位で方向を変えるなどの連続動作で観察される。回転するとき、頭から動作が始まるがすぐに体全体の姿勢適応があらわれる。四肢と体幹は、相対的に対象となるよう適切に反応するが、体、骨盤、肩甲骨は必ず対称となる。正常な動作において多くの非対称な状態があるが、この非対象は過度的であり、すぐに対称性へ変化する。

反対に神経障害患者は異常動作を伴う非対称性が観察される。例えば左片麻痺患者が右に回転すると、患側は運動開始ができず、協同運動を行えず、左に取り残される傾向がある。

 

③防御反応

この反応は重心が支持面外にはずれ、補正したり立ち直りで平衡を回復できないとき、活性化される。この防御反応には、移動方向に踏みかえることや、落ちるとき顔面を守るため手を前方に開くパラシュート反応が含まれる。

(#^^#)参考文献

医療学習レポート.体位と解析


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