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d(^-^)子宮癌の話


(*^。^*)題名:子宮癌の話

 子宮は解剖学的に子宮頸部と子宮体部という 2つの部分に大別されるが、このうちの子宮頸部に原発した癌を子宮頸癌、子宮体部に原発した癌を子宮体癌と呼ぶ。
子宮頸癌のリスクは、性交開始の年齢が若いほど、性交渉の相手の数が多いほど、結婚年齢が若いほど、妊娠・出産数が多いほど、高くなっていることが報告されている。
また、最近では、ヒトパピローマウイルスや単純性ヘルペスⅡ型ウイルスなどのウイルス感染が有力であるが、決定的な成因についてはいまだ不明である。癌病巣の進展経路には、連続性に子宮傍結合組織、膣壁、膀胱、直腸、さらには尿道、付属器から腹腔内へと浸潤していく場合と、非連続性にリンパ行性さらに血行性に転移して行く場合がある。
子宮体癌は、未産婦に多く、閉経後、卵胞ホルモンの服用歴のある人が多い。癌の病巣は卵管を経由して付属器へ、あるいは子宮頸部、膣へと進展して行く。また、リンパ行性、血行性に転移し遠隔臓器へと広がる。腫瘍が漿膜に達すると、腹膜内は播種が起こる。

病態アセスメント

 子宮頸癌は婦人科悪性疾患の80%を占めている。近年、集団検診の普及により 0~ 期のうちに発見されることが多くなり、進行した症例は減少している。好発年齢は40歳代が最も多く、50歳代、30歳代が次いでいるが、近年、若年化の傾向にあり、未婚女性の患者も増えている。
子宮体癌は、近年、増加傾向にあり、好発年齢は50歳代が最も多く、次いで60歳代、40歳代、70歳代の順で、40歳未満の患者は少ない。子宮頸癌と比較すると高齢者が多く糖尿病や心血管障害の合併率も高いので、個々の患者の状態を十分に把握する必要がある。 子宮は、女性生殖器の代表として考えられることから、女性らしさの喪失感による自己像のずれが生じたり、また、性生活に対する不安から性的機能障害を起こしやすい。家庭的、職業的、心理的、経済的な面をも考慮した治療が必要とされている。

症状

 初期癌、すなわち上皮内癌、微小浸潤癌の多くは無症状に経過する。症状としては以下のものがあげられる。

1.不正性器出血

2.帯下の増量

3.尿路障害

4.直腸障害

5.疼痛

検査

  • 内診
  • 超音波検査
  • CT
  • MRI
  • 細胞診
  • 組織診
  • 円錐切除コルポスコピー
  • ヒステロスコピー
  • 血液検査、等

治療

 1.手術療法

1)円錐切除術

2)単純子宮全摘出術

3)準広汎子宮全摘出術

4)広汎子宮全摘出術

 2.放射線療法

 3.化学療法

看護計画(術前)

Ⅰ.病態アセスメント(術前)

 子宮癌は、その種類や進行度によって治療方法や予後が大きく異なるため、看護に当たっては、その種類と進行度、それに伴う症状、検査、治療、予後などの知識と情報が必要である。子宮癌患者のもつ特有の心理として、癌に対する疑惑や恐怖が強い事、好発年齢が40~50歳代であり、妻、母、嫁などの役割の変調なども考えられる。一方、近年は職業を持つ女性も多く、その立場上、種々の不安や問題が生じやすい。そのためにも、患者の背景を把握し、疾患に対してどう捉えているかを理解する必要がある。

看護計画(術後)

Ⅰ.病態アセスメント(術後)

 術後は全身状態の変化を注意深く観察し、異常の早期発見や合併症の予防に努める。
広汎子宮全摘術の場合、後遺症として排尿障害を起こすことが多く長期に渡る場合もあるため、心身両面の援助が必要である。また術後には、疾患からくる予後の不安に加え、卵巣欠落症状や女性性の喪失感、性生活への不安も高まるため、本人、家族へのサポート体制を整える必要がある。

看護計画(放射線療法)

Ⅰ.病態アセスメント(放射線療法)

 手術後又は手術不能例に対し、放射線照射として外部照射や腔内照射が著効を示している。放射線療法は腫瘍ばかりでなく、腸管や膀胱の刺激症状、または骨髄抑制および皮膚の損傷など正常組織にも影響を与える。治療には4~5週間と長期を要するので、最後まで治療が遂行できるように援助しなければならない。

(^_-)参考文献

医療学習レポート.子宮癌


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