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( -^ #)Mckenzie理論の話


(^ム^)題名:Mckenzie理論の話

素因

・座位姿勢

腰痛の最も重要な原因には、座位姿勢がある。良い座位姿勢は直立位とほぼ同様の脊柱カーブを維持する。この正常な脊柱カーブが増減する姿勢は、靭帯・筋に伸張を持続させその結果、痛みを生じる。このような姿勢を不良姿勢という。

・伸展制限

腰痛患者は伸展制限を有し、座位、立位、歩行姿勢に影響を及ぼす。軽度の腰痛であれば、適当な体操を始めれば改善をみることが多いが、治癒過程においてこの運動が欠如すると伸展制限が増悪する。治癒過程において瘢痕組織の適合性収縮が運動を妨げ、意識的に脊柱を伸展位に保持し安静を取らないと瘢痕は脊柱を屈曲位に維持し伸展制限となる。

伸展制限は良肢位保持の大きな障害となる。歩行時などに前かがみで歩くことを強いられ、わずかな屈曲姿勢の維持は髄核と後方線維輪壁に不断のストレスを加える。通常であれば、このストレスは伸展運動によって軽減するが、伸展制限がある場合はこのストレスを解消できずに腰痛の原因となる。

・屈曲の頻度

現在の生活様式において、完全伸展の運動を日常生活内で行うのは難しい。つまり、程度はあるがいつも屈曲位での生活が主になっている。先にも述べたが、屈曲姿勢は髄核や後方線維輪にストレスをかける。

 

促進因子

・運動

腰痛が発生するエピソードとして、予期しない不用意な運動がある。また、活動に関係する仕事中に生じることも多い。この場合のストレスは個々により大きく差が有り、取るに足らない出来事である場合もある。よって、腰痛のエピソードの頻度を減らすときには、個々の症例に含まれる促進環境に関して、患者より正確な情報収集や個別な検査が重要となってくる。

・挙上

特に重いものや、長時間で繰り返しの挙上が含まれると促進因子であるストレスが生じる。特に危険性が高いものは、荷重の増大や日々の活動性が低い人の急激な運動によって促進される。

 

3つの症候群

・姿勢症候群

姿勢ストレスの結果として、軟部組織の機械的変形により生じる。ある姿勢あるいは体位を維持すると疼痛を生じる。姿勢症候群は特別な姿勢、あるいは体位によってもたらされる間欠的疼痛を特徴とする。疼痛が発生するまでには通常、多少の時間が経過する必要がある。疼痛は体位の変化、あるいは姿勢の矯正で改善する。

・機能不全症候群

適合性短縮による軟部組織の機械的変性により生じる。ある方向の運動が減少し、正常の全可動域が達成する為に疼痛を引き起こす。このように機能不全症候群は間欠性疼痛と運動の部分的減少が特徴である。短縮した組織が最終体位、あるいは最大運動によりストレスを加えられると疼痛が生じ、そのストレスが解放されると止まる。

・内障症候群

内障の結果として軟部組織の機械的変形により生じる。椎間板内の流動性髄核及び周囲の線維輪の位置が変化し、罹患椎間板の2つの椎骨が正常な安静位から逸脱したことにより生じる。内障症候群は通常、持続的疼痛を特徴とするが、内障の状態により間欠的疼痛が生じる。運動の部分的減少があり、これは急性期の症状に典型的な後湾と側湾変形を生じる。

 

※内障の定義

内障とは2つの隣接する脊椎関節面の正常な安静位置が、流動性髄核の位置変化の結果、運動が妨げられる状態である。髄核の位置の変化により線維輪を障害し、関節可動域に障害を与えるものである。可動域制限は減少及び完全に消失する。制限される運動は屈曲・伸展及び側方へのすべりが制限される。

(T人T)参考文献

医療学習レポート.Mckenzie理論


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