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(o⌒∇⌒o)大脳基底核の話


「大脳基底核」の画像検索結果

(^○^)題名:大脳基底核の話

大脳基底核の構造

大脳半球の深部にある神経核群で、狭義には尾状核、被殻、淡蒼球の3つの核をさす。広義には、これらと機能的、構造的に連絡の深い間脳の視床下核、中脳の黒質を含める。なお、尾状核と被殻は大脳から発達した新しい核で新線条体と呼ばれ、淡蒼球は間脳から派生した核で旧線条体と呼ばれる。被殻と淡蒼球の2つは合わせてレンズ核と呼ばれる。

大脳基底核への入力は新線条体で受け、出力は淡蒼球から行う。新線条体へは、①大脳新皮質の運動野、感覚野、連合野から興奮性の入力、②視床の正中中心核や髄板内核から興奮性の入力、③黒質からドーパミン線維(黒質線条体路をなす)による興奮性の入力、④縫線核からセロトニン線維による抑制性の入力がある。淡蒼球からは、視床の多くの核(髄板内核、前腹側核VA、外腹側核VL)や黒質、視床下核に抑制性の出力がある。大脳基底核間には、尾状核と被殻両方から淡蒼球への出力がある。

レンズ核下部の無名質の中にやや大きいアセチルコリン細胞の集団があり、これも基底核(マイネルト基底核)と呼ばれる。アセチルコリン細胞の軸索は新皮質に広く投射し、意識の調節に関与すると考えられている。

 

大脳基底核の機能

線維連絡から明らかなように、大脳基底核は大脳皮質と視床の間に位置し、大脳皮質からの入力を受け、出力を視床に送る。視床の大脳新皮質に対する出力を介して、再び大脳新皮質に影響を与えるとうしくみになっている。その主な役割は、意志的な行動の実行のための背景を形作る姿勢、運動の調節にある。すなわち、新皮質でつくられた運動の意図に従って、小脳とともに具体的な運動のプログラムを作るが、特に運動のスムーズにとり行われるような補助調節に関与する。

 

大脳基底核の障害による症状

いわゆる大脳基底核と黒質、視床下核の障害によって、①筋緊張の異常、②運動緩慢、③不随意運動、を特徴とする多彩な症状が現れる。筋緊張の程度と不随意運動の多少によって次の2つのグループに分けられる。

 

筋緊張の亢進と運動減少を特徴とする症候群

主として黒質緻密帯から新線条体へのドーパミン線維の障害によって起こるパーキンソン症候群を呈する。筋の固縮と振戦が認められ、運動減少を伴い、無動症をきたす。運動の開始も遅延する。運動の減少は顔筋にも起こり、表情が乏しくなり、仮面様顔貌となる。

振戦は拮抗筋同士が交互に収縮するために肢体の一部が律動的に揺れる現象である。固縮は、α、γ両系の興奮性増大によると考えられている。

 

筋緊張の減少と運動亢進を特徴とする症候群

ハンチントン舞踏病

新線条体に病変が見られる。不規則な、素早い、奇妙な、目的のない不随意運動が四肢および顔面に見られる。筋緊張は低下している。

バリズム

視床下核の病変によるものが多い。四肢の付け根から投げ出すような、絶え間ない、早い、激しい、大きな運動で、常動的な繰り返しが多い。

アテトーゼ(アテトーシス)

脳性麻痺によく見られる。主として、四肢末梢に手指をくねらせるような動きが、ゆっくりと出現する。

ジストニー(ジストニア)

体幹、頸部、四肢がゆっくりと捻転する運動で、アテトーゼとの区別が難しいが、筋収縮がより長く持続的で、体幹が主としておかされる傾向にある。

「大脳基底核」の画像検索結果

(・_・;)参考文献

医療学習レポート.大脳基底核


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