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(o⌒∇⌒o)形態測定の話


(´・ω・`)題名:形態測定の話

A.全身的測定項目

1.身長および体重

A.目 的

①肥満度・体格指数の把握

②両下肢切断者の義肢作製の指標

③小児の発育状況の把握

④トレーニングの効果判定

⑤部分免荷の際の指標

B.測定器具

①身長:身長計・巻尺

②体重:体重計

C.測定方法

①身 長:

・素足で閉脚立位

・踵部・殿部・背部の3点を尺柱につける

・頭部は水平位に保つ(側方から見て耳孔と目尻を結んだ線が水平となるように)

*頭蓋骨では外耳孔上縁と眼窩下縁を結ぶ線(耳眼窩水平線、フランクフルト水平線)を指標

・測定時間は1~2cmの日差(日内変動)を考慮して、中央値に近い値が得られる午前10時頃

・単位はcmで小数点第1位まで

②体 重:

・原則的に裸で測定(部分免荷の際のデータとしては日常時の服装で測定)

・測定前1時間は飲食禁止、また測定前には必ず排尿させる

・午前10時頃測定

・単位はkgで小数点第1位まで

 

2.体格指数

A.目 的

発育・栄養状態(肥満度)の評価

B.測定方法

①BMI(body mass index):体重(kg)/身長(m)2

20未満:やせ

24~26.4:やや肥満

20~24:標準

26.4以上:肥満

②Quetelet比体重:体重(kg)/身長(cm)2×10

③Kaup指数:体重(kg)/身長(cm)2×104

*生後3ヶ月以降の栄養状態を表すのに優れる

④身体組成法(皮脂厚法、近赤外線法、インピーダンス法)

体重の実際の脂肪量(Fat:kg)

脂肪の占める割合(%Fat:%)

脂肪を除いた重さ(LBM:lean body mass) の測定

 

3.指 極

A.目 的

身長が測定できない時の代用

B.測定器具

巻尺

C.測定方法

・壁に背を向けて立たせ両上肢を水平に挙上、両中指先端間の距離を測定

・単位はcmで小数点第1位まで

 

4.頭 囲

A.目 的

乳幼児の発育・発達の指標、遺伝学上の研究

B.測定器具

巻尺

C.測定方法

眉間と外後頭隆起とを通る線(単位はcmで小数点第1位まで)

 

5.胸 囲

A.目 的

胸郭中の重要臓器の大小・機能の把握

B.測定器具

巻尺

C.測定方法

・通常の胸囲:自然立位で肩甲骨直下部と乳頭を通る線、安静呼気の終わった時に測定

・胸郭拡張差:吸気時の胸囲-呼気時の胸囲(cm)

 

6.腹囲(寛上最小囲)

A.目 的

消化器諸器官の発達度合、体質・栄養・体格の判定

B.測定器具

巻尺

C.測定方法

腹部の側方輪郭の最陥凹部の水平周径(単位はcmで小数点第1位まで)

 

B.局所的測定項目

1.四肢長および肢節長

A.上 肢

①上肢長:肩峰~第3指先端または橈骨茎状突起まで

*解剖学的肢位(基本的立位肢位から前腕を回外して手掌を前方に向けた肢位)において測定

②上腕長:肩峰または上腕骨大結節~上腕骨外側上顆まで

③前腕長:上腕骨外側上顆~橈骨茎状突起まで

④上肢実用長:健側上肢の腋窩下端~母指先端まで

*上肢切断者の能動義手作成の指標

⑤手長:前腕の両茎状突起を結ぶ線の中点~第3指先端まで

注意点:・原則的に測定部を露出(冬期は室温に注意)

・指標(ランドマーク)を触診したら皮膚上にペンで印をつける

 

B.下 肢

①下肢長

a.棘果長(SMD:spinomalleolus distance):上前腸骨棘~内果まで

b.転子果長(TMD:trochantomalleolus distance):大転子~外果まで

②大腿長:大転子~大腿骨外側上顆または膝裂隙まで

③下腿長:大腿骨外側上顆または膝裂隙~外果まで

④下腿実用長:素足直立位にて、坐骨結節~床面まで

*大腿切断者の義足作成の指標

⑤足長:踵の最突出点~最も遠くにある指の先端まで

 

2.四肢周径

A.上腕周径

①伸展位上腕周径:体側下垂位で上腕中央部

②屈曲位上腕周径:肘関節最大屈曲時の上腕最大膨隆部

B.前腕周径

①最大前腕周径:前腕の最大部

②最小前腕周径:前腕の最小部

C.大腿周径

膝蓋骨の中心または上縁(膝蓋骨底)から中枢へ向かって5・10・15・20cmの部位

①膝蓋骨中心部:膝関節の腫脹の程度

②5~10cmの部位:内側広筋・外側広筋の大きさ

③15~20cmの部位:大腿全体の筋群の大きさ

D.下腿周径

①最大下腿周径:腓腹筋の最大膨隆部

②最小下腿周径:内外果直上の最小部

注意点:・巻尺が測定部の長軸と直角になっているか確認する

・巻尺と皮膚の間に隙間がないか、また締め過ぎていないか(一旦強く締めてから緩めるとよい)


(*゚▽゚*)参考文献
 

医療学習レポート.形態測定


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