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(*^O^*)硬膜外チュービングの話


(^o^)題名:硬膜外チュービングの話

硬膜外腔に0.3mm程度の細いチューブを留置し、持続的に局所麻酔薬を投与するルートを造る手技です。

安全に持続的に局麻剤を注入できるので、麻酔や腰椎疾患の治療に汎用されています。

手術とは全く異なった手技です。

麻酔科では上肢手術では頸椎部から、腹部手術は胸椎部から、下肢手術では腰椎部より刺入しますし、 整形外科では、頸椎病変では頸椎から、腰椎病変では腰椎から刺入します。

第一腰椎レベルで脊髄が終わり、それ以下は馬尾と呼ばれる細い神経がソーメンの様に束になり走っています。

神経は硬膜という硬い膜に包まれ、その中は脳脊髄液で満たされ神経がプカプカ浮いている状態です。

硬膜外腔とはまさしく硬膜の外側であり、このスペースにチューブを留置します。

背中から硬膜外針を刺入し、生理的食塩水が入った注射器を針に接続し、ある程度の圧迫力をかけます。

ここから先は手の感触に頼ります。

棘上靱帯、棘間靱帯を貫き、黄靱帯を貫通した時点で、注射器の抵抗が無くなります。

ここが硬膜外です。

硬膜外腔は陰圧なので、スッと抵抗が無くなる感じが分かります。

これをloss of resistanceといいます。

そこまでの深さは個人差、体格差が大きく存在し、浅い人で35mmから60mmを越える人もいます。

患者さんによっては、このloss of resistanceが分かり難い場合があり、ここより深く刺入すると、硬膜を穿刺することがあります。

硬膜を穿刺しただけでは通常は神経を傷めることはありません。

ただし硬膜に穴が開くため、脳脊髄液が漏れ出て頭痛やしびれを起こすことがあります。

しかしこの症状も多くは2週間以内に消失します。

(・.・;)参考文献

医療学習レポート.硬膜外チュービング


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