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(^o^)高齢者と腰痛の話


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(^0_0^)題名:高齢者と腰痛の話

成人の脊柱は頸椎前弯、胸椎後弯、腰椎前弯という生理的な矢状面彎曲を有します。

とくに腰椎前弯は四足動物ら二足動物へと長い進化の過程で獲得された彎曲です。

個体発生では成長の過程で進化の過程が短期間に再現され、およそ10歳頃に成人の腰椎前弯がほぼ獲得されます。

このよ うに二足歩行の代償として獲得された腰椎前彎の結果、下位腰椎は立位や歩行に際し体重の分力としての剪断力に曝されることになります。

この剪断力に対抗して腰椎の支持性を維持するのは椎間板、椎間関節、各種靱帯、脊柱起立筋であり、これら組織の疲労や加齢変化は腰痛の原因となります。

正常椎間板はゼリー状の髄核とコラーゲン状の線維輪から成り、前者が後者に閉じ込められた構造になっています。

髄核は水分が豊富(88%)で、プロテオグライカンが水分保持機能、変形に対する抵抗などに重要な役割を果たしています。

椎間板変性は、プロテオグライカン含有量の減少とともに髄核の水分保持能力が減少しその結果、椎間板の静水力学的性質が失われます。

髄核の水分は立位で行動する昼間には軸圧により隣接する椎体に移動し、軸圧から解放される夜間の睡眠中に椎体から再吸収されます。

そのため、ヒトの身長は青少年期では朝の起床時には夜の就寝前と比較して約 2 cm 高いです。

椎間板の Aging とは退行変性により髄核の water-absorbing ability が失われていく過程と言い換えることができます。

腰痛に対しては上記理由により原則として腰椎前彎を減少させる姿勢を指導します。

腰椎前彎の尾側への延長として骨盤は前傾位にあるため、骨盤を後傾させることが腰椎前彎の減少に繋がります。

骨盤を前傾させる主な筋は腸腰筋や大腿直筋、他方、骨盤を後傾させる主な筋は腹筋や臀筋です。

前者の緊張を緩め、後者の緊張を高める姿勢が骨盤前傾減少と腰椎前彎減少をも たらします。

臥位、立位、座位いずれの場合でも長時間に及ぶときには,両側または一側の股関節と膝を屈曲した姿勢が良いです。

座位では膝の高さが股関節よりも高くなるように椅子の高さを低くするか脚を組むのが良いです。

より積極的な腰痛対策として腹筋や臀筋の筋力強化、腰椎コルセットが有効です。

コルセットは腹圧を高めるように下腹部を圧迫することにより腰椎前彎減少効果と椎間板内圧を減少させる効果があります。

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(^o^)参考文献

医療学習レポート.高齢者と腰痛


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