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(o^・^o)反復性肩関節脱臼の話


(^ム^)題名:反復性肩関節脱臼の話

肩関節を骨性構造でとらえると上腕骨頭が関節窩より3倍の大きさがあることから不安定な状態と言える。

そのために関節包、靭帯、ローテーターカフなどで力学的弱点を補強している。特にローテーターカフは肩関節の安定機構として作用しているが、筋の走行上、上方を棘上筋。後方を棘下筋、小円筋。が補強しているが前方は肩甲下筋のみで下方には筋が走行しておらず、前下方へのストレスには骨・筋の構造上弱いといえる。

そのために、上肢外転外旋位で落下転倒した場合、上腕骨頭は前下方に対して最も強くストレスがかかるために前下方に対して最も脱臼しやすいといえる。

 

外傷による初回脱臼を契機にその後脱臼を繰り返すものを反復性肩関節脱臼という。非外傷性のものとは区別される。初回脱臼の95%以上は前方脱臼といわれている。

若年者の男性に多く(男女比は4~6:1)、左右差はない。脱臼のない時は無症状であるが、頻発する例では脱臼の起こりやすい運動や動作(外転外旋位)を避けようとし、不安と脱力感を抱いている。

反復性脱臼の危険因子は、年齢、整復時の難易度、関節唇前部の剥離骨折や骨頭の後外上部の圧迫骨折の合併、関節全体の問題(神経、筋の不均衡、関節腔の拡大、二次性の退行変性)などである。若年者ほど反復性脱臼に移行しやすい。また、整復の難易度では、整復が容易であった方が反復性に移行しやすい。多くは初回脱臼から1年以内に再脱臼を経験している。

初回脱臼が生じた関節包、関節唇および肩甲下筋の損傷、関節窩骨折、大結節背面の圧迫骨折が治療せずに、肩甲下筋および関節包の弛緩、関節唇の離断および欠損、関節窩の骨欠損、大結節背面の骨欠損の病態が続いた場合に反復性肩関節前方脱臼を生じる。

ドロップアームテストは患者を腰掛け座位にし、検者は後方に位置する。検査法は患側上肢を支えて他動的に肩関節を100度以上外転させる。その位置で手を離し、ゆっくりと上肢を下ろすように指示する。陽性は患者がゆっくりと降ろす途中の90度付近で急激に落下する。ドロップアームテストが陽性の場合は腱板の断裂を示す。

(*^。^*)参考文献

医療学習レポート.反復性肩関節脱臼


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