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o(^o^)o脳波検査の話


「脳波検査」の画像検索結果

(#^^#)題名:脳波検査の話

1)検査の意義と方法

(1)意義

脳の電気的活動を頭皮上から増幅して記録する検査法で、外部からの刺激に対する変化あるいは、薬剤に対する変化を調べる。脳の病変が疑われるときに重要な診断的情報が得られる。一般に脳の全般的な病変か限局性病変かによって脳波も全般的な変化か限局性変化が認められる。

脳の機能を知る(意識障害の有無など)他、感情に基づく精神症状があるとき、器質的病変か、非器質的病変かの鑑別にも役立つ。

(2)方法

検査方法は、患者の頭に10~20個の電極(針または皿)をつけ、30~60分間安静にし、横になって行う。座って検査することもある。検査の間に目を開けたり、閉じたりするので、指示通りにするよう患者に説明しておく。深呼吸を続けて3分間行い、その間に光刺激が与えられる。自然睡眠あるいは薬剤による睡眠のときの脳波を記録することもある。意識のない患者の時には、開眼を他動的に行い、深呼吸なしに光刺激を与える。

脳波は頭皮上から記録すると約50Μvであるので、これを記録紙に書かせるには約百万倍しなければならない。わずかな電気活動でも脳波上にアーティファクト(人工的)として記録される。

(3)脳波検査の対象となる主な病理

〈脳性〉

1.てんかん(頭痛、めまい、失神)

2.脳腫瘍、脳膿瘍

3.脳炎(スロー・ウイルス感染を含む)

4.大脳変性疾患(初老期痴呆など)

5.脳血管障害(出血、梗塞、奇形)

6.頭部外傷(脳震盪、脳挫傷、血腫)

〈脳外性〉

1.内分泌・代謝異常(糖尿病、甲状腺疾患など)

2.肝、腎、肺疾患

3.中毒(薬物、公害、アルコール)

4.循環不全(低酸素、低血圧、貧血、心不全、ショック)

 

2)正常脳波

・成人の安静閉眼時、8~12Hz(サイクル/秒)のα波が後頭部有優位に見られ、左右は対称的で振幅もほぼ等しい。開眼するとα波はブロックされる。

・開眼時前頭部に、より早い18~30Hzのβ波が見られ左右対称であるが、α波より電位は低い。

・深呼吸、光刺激により変化はみられない。

・患者が眠ると徐波が多くなる。この時は声をかけて起こしてみる。

 

3)異常脳波

・脳波の左右差のみられるものは、病変の初期の変化として現れる。

・脳波の形と振幅、種類、刺激にたいする反応性およびこれらの脳波の分布により、異常脳波は分けられる。

・徐派は4~7Hzのθ波と1~3Hzのδ波に分けられ、成人覚醒時に見られると異常と考えられる。

・棘波、棘徐波、鋭波が見られるのは異常。

・出るべき波が見られないときも異常である。(平坦脳波)

・全般的に異常波の見られるときは脳以外の全身性の代謝異常あるいは脳全体の疾患により生じ、限局性の異常波は脳腫瘍、脳出血、脳梗塞等の病変のときに見られる。

 

4)異常に対する対応

・てんかん患者で異常波が連続してみられるときは発作が起こっているか、起こりやすい状態なので注意する。

・肝疾患の患者で三相波がみられると、やがて昏睡に陥る。

・昏睡患者でα波が見られるとき、脳幹部の障害が疑われる。(α昏睡)

・心肺蘇生後24時間以内とその後の脳波を検査することにより、脳機能回復の予後が判定できる。

・脳死が疑われる時脳波が決め手となる。

・重症脳損傷の治療としてバルビツレートを大量に使うことがあるが、その使用量の目安に脳波を参考にする。

 

5)看護

(1)検査前

30~60分間を要するが苦痛のほとんど伴わない検査である。力を入れず、ゆったりした気持ちで受け、筋電図の混入を防ぐ必要がある。開眼、閉眼の指示に従う必要があることを説明する。

(2)検査後

検査後はペーストを拭き取るか、洗い流す。

「脳波検査」の画像検索結果

(*^。^*)参考文献

医療学習レポート.脳波検査


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