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(T△T)脊椎圧迫骨折と安静臥床の話


「脊椎圧迫骨折」の画像検索結果

(*ノ▽ノ)題名:脊椎圧迫骨折と安静臥床の話

近年の高齢化に伴い、脊椎圧迫骨折患者は増加傾向を示している。

これは、骨粗鬆症患者が1,200万人ともいわれ加齢に伴う易転倒性により脆弱性骨折が増加している事が考えられる。

我が国での脊椎圧迫骨折発生件数は年間 200万件と報告されている。

脊椎圧迫骨折は、頑固な腰背部痛、さらには後壁損傷に伴う遅発性神経障害など治療に難渋する疾患である。

患者の疼痛が緩解するまで4∼6週を要し、高齢者の日常生活動作能力や生活の質を低下させる可能性がある。

食事摂取量の低下により低栄養に陥ると、リハビリテーション(以下,リハ)の帰結に影響を与える可能性がある。

リハの円滑な遂行のために栄養管理は非常に重要であり、実際にリハと適切な栄養管理を併用することでADL、QOLがより向上することが報告されている。

高齢の脊椎圧迫骨折患者ではサルコペニアの罹患率が高いことや歩行能力を低下させる要因として多発骨折が関連していることが報告されている。

入院患者の59∼70%は食事摂取量が不十分であったとの報告されている。

本疾患の保存治療として行われる安静臥床は、それ自体が食欲を低下させる要因となることが示唆されている。

安静臥床により、食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌が増加し、食欲低下との相関を認めたと報告している。

脊椎圧迫骨折では円背などの変形により、食後の腹部膨満感が生じやすく、そのことがエネルギー摂取率低下の要因とも考えられる。

食事摂取量の低下と入院日数が関連するとの報告がある。

2週間の安静臥床中に食事摂取量をエネルギー消費量の80%に制限した群は、十分に摂取した群と比べて有意に除脂肪体重が減少したと報告している。

安静臥床中に蛋白質摂取量を維持することは廃用性筋萎縮や筋力低下を減少させる可能性のあることが報告されている。

ベッド上安静にて合併しやすい肺炎、尿路感染、深部静脈血栓症、肺塞栓、褥瘡などの予防が主体であった。

「脊椎圧迫骨折」の画像検索結果

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